2011年5月20日金曜日

金澤攝さんに会った。

昼食をとり終えてから、本堂の受付から呼び出しがあり、行ってみると作曲家・ピアニストの金澤攝さんがいらっしゃっていました。もう五年ほどお目にかかっていないので懐かしかったです。
お参りをされてから短い間でしたが、お話を聞く事が出来ました。
金澤さんは19世紀を主とする現代では忘れられてしまった優れた作曲家の作品を「発掘」し、その演奏などを通して人びとに知らしめ、それらを通覧出来るようにまとめていくという途方もない仕事に取り組んでいます。

その数300人、10,000曲。

それがただの名前の羅列ではなく、音楽家一人ひとりさえもが自覚しえなかった当時の時代の音楽の気分というものを浮き彫りにするような巨大な「星図」が現れることでしょう。その日が待ち遠しいです。
金澤さんはずっと仕事に取り組み続けていて、この度は休養を取られた中でのご参拝だったようです。

名古屋での活動はしばらくされていませんが、また演奏を聴けたらと思いました。

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